通信教育科32期卒業生/垣田 敏彦さん
店舗リニューアル1カ月で来院数が2倍以上になりました!
父が開業して46年。東京でサラリーマンをしながら夜間の専門学校に通い、鍼灸と指圧・マッサージの資格をとり、病院の物理療法科で鍼灸の勉強後、途中で後を継ぐことになりました。
地域密着治療院として繁盛していたんですが、5年前にもう一店出店を考えてスタッフを雇えば三人続けて治療法を覚えては辞めていく現象が続き、かなり落ち込みました。
ここ数年は、エステや耳つぼなど色々試したことがどれもうまくいかず、借金が増えるばかり…。悪いスパイラルに入っていました。
そんな時、ずっと気になっていた学院のホームページを久しぶりに見て、大阪で「リピート化のセミナー」があることを知りました。そして大阪で先生のセミナーを聞かせてもらい、机上論ではなくすべてご自分の実際に体験されたことからの話だったことが私の心を揺さぶりました。
また、私もいつも大事にしている死生観をお持ちになっていること、そして何か強烈なエネルギーを感じることができ、入学を決意しました。
学院に入って一番心に響いたことは“ぶれない理念を持つことが大切”という言葉です。「なぜ治療院を開いているんですか?」と聞かれたら、すぐに答えられますか?
この問いに私は、正直「父がやっていたから。」と答える自分しかいなかったんです。
もちろん日々患者さんを少しでも良くしたいという思いで施術はしていましたが、本気で思っていたかというと自信はありませんでした。めちゃめちゃショックでしたね。
学院で吉田先生の話を聞かせてもらい、DVDを何度も見て、自分はどうしたいのか?をずっと問いかけました。
そしてある日、ふふと父が寝たきりになって苦しみ、そして父をを看病した家族も大変辛い思いをしたことが思い出され、父の様な思いを誰もして欲しくないといくことから、「寝たきり患者をださない!」これを当院の新たな理念として出発をしようと心に決めました。
あと、インパクトが強く心に残っているものが、「我々は白衣を着た営業マンである。」この考え方ですね。私も若い頃から「先生、先生」と呼ばれてきたので、知らない間に驕慢な心や態度になっていたのは間違いないと思います。とにかくいい治療をしていくことだけを考えていましたから、そういう治療外の心配りなど考えていませんでした。またまた気付かされました。
ですから、今も心の中にまだ潜んでいる驕慢な心を早く取り除き、お客様へ心配りが出来るよう自分の想念観察をしているところです。
2009年の3月に店舗リニューアルをしました。
コンセプトは「コミュニティ空間の提供」です。
地域のいろんな方が集まって、みんながいつも元気で笑って時には泣いて感動して、帰る瞬間に「ここへ来るのが楽しみなのよ。」と、そう言ってくれるような空間を提供していきたいと思っています。
入学前は、1ヶ月間の新患の施術人数は平均10〜15人程度であったのが、それがリニューアルオープンの最初の1ヶ月間の新患の施術人数が、これまでの約倍の30人近い方に来ていただきました。現在でもキープしています。
【治癒例】
先日、スモン(※1)を患い、歩行困難と慢性の胃腸虚弱、頑固な冷えと背中のこりでお悩みの63歳の女性がいらっしゃいました。昔からのお客様で、毎週1回必ず通院していただいていましたがなかなか改善をしなかったのが、美手【Vitsyu】ヴィッシュをするようになってから、体の冷えが楽になってきて、便通もよくなり食欲もでてきて、歩くのが楽になってきたと大変喜んでおられます。(※1 スモンとは、整腸剤の「キノホルム」という薬で起こった薬害で亜急性脊髄・視神経・末梢神経障害。症状は下痢、腹痛などの腹部症状のほか両下肢に自覚的なしびれ感〈じんじん、ぴりぴり感など〉・足の冷え・下肢の脱力・起立・歩行の不安定が起こります。重症例では両下肢完全麻痺・視力障害をきたします。)
【経営理念】
「呉の町から 寝たきり患者をださない! ださせない!」【メッセージ】
まだまだ、何の結果も出せていないのですが、「見に見えない世界が目に見える世界を作る。」 善の心で熱い思いで実践を積み重ねれば、 きっと素敵な事が起きると信じています。 学院で教わったことを、素直に実践してみてください!垣田治療院
広島県呉市中央2-4-12tel:0823-21-3775